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ブログつくりました どうも、はじめまして 私は、どこにでもいる普通の学生で~す(∂∂) これまでと変わったことにチャレンジしようと、急に思い立ち Blogってやつをやってみる事にしました どんな記事を更新していくかなんてことはまだ決めかねていますが ぜひまた来てくださいね
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円城寺信胤 3進 そんな!別れなんていわないでくれよ・・・ -- バレンタイン台詞?「そんな!!別れなんて言わないでくれよ……」 --
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「ゆっはははは~~~~~ッ!!! 働け働けぇ~~~~~い!!!」 収納部屋から容赦無い叱咤の怒号が縦横無尽に飛び交ってゆく。 今日も一人、また一人と収納部屋に入れられたゆっくりがぱたりと倒れ、力尽きてゆく。 「むきゅ、もう無理…」 「ゆ、お前ェ、倒れたなァ~~~~~! 今日のお前の飯は抜きだ抜きィ、だっははははは~~~~~ッ!!!」 「く、くそう…! まりさたちゆっくりに包装材のぷちぷちくんを潰させるという重労働をさせやがって、お前らには血も涙も無いのか!」 「ゆははは、寝言は寝てから言うんだなァ~~~~ッ!!! お前らの運命は我らが『世界ゆっくり協会』が握っているんだからなァ~~~!!!」 「うう、こんな時にパチュリーマンが居てくれたら…!!!」 『その願い、叶えるわっ!』 「…!? そッ、その声は!」 刹那、壁際についている窓から声が聞こえた。その窓の方向を向くと、そこには正義の味方の『彼女』が居た!!! 「待たせたわね…、皆!」 「「合金戦士・パチュリーマン!!!」」 打ッち切り ぷちぷちくんをつぶすのは楽しいけど、ずっと続けたら拷問だよね。笑った。 -- 名無しさん (2010-04-21 13 57 57) 名前 コメント
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(※ 登場人物が死亡します。苦手な人はご注意ください) 谷口「よう、キョン」 キョン「おう」 谷口「今日も朝から寒いなあ。いっそ雪が降って積もれば、学校も休校になるのに」 キョン「県西部は雪だそうだな」 谷口「羨ましいぜ! 1cmでいいから積雪をこっちにもまわしてくれないもんかねえ」 キョン「雪なんて降ったら、余計に寒くて家から出る気にもならないぜ」 谷口「バカだな。学校が休みになれば家から出る必要もなくなるだろ」 谷口「そういやお前、こないだのテスト。どうだった?」 キョン「聞かなくてもいいことを。お前と同じだよ。自分の不勉強に苛立ちを覚えるレベルの点数だ」 谷口「へっへ~。お前は進歩がないな! いつまでもそんなんじゃ、将来苦労するぜ?」 キョン「その言い方だと、よほどいい点を採ったみたいだな」 谷口「おうよ! 前回より平均が4点もアップしたんだぜ! やっぱ俺って、やれば出来る人間なんだよな!」 キョン「4点でそこまで喜べるお前の脳みそが羨ましいよ」 ~~~~~ キョン「繰り返す平凡で当たり前の日々」 キョン「生命の危険にさらされることもない、穏やかで平和な毎日」 キョン「最近はハルヒもおかしな能力でシャレにならないような事態を引き起こすこともない。SOS団の活動すらも、だんだん当たり前の日常になりつつある」 キョン「谷口や国木田たちと昼飯を食って、授業を受け、放課後になると文芸部室で朝比奈さんのお茶を飲み、本を読む長門を眺め、古泉とゲームをする」 キョン「何も変化しない、不変的な生活」 キョン「何も心配事のない人生。いや、心配事はあるか。テストの点数を見た親の反応とかな」 キョン「とにかく。そんなごく普通の生活を送っている常識人の俺のはずなのに。最近、何故か日常の中でふと違和感を感じることがある」 キョン「特に谷口を見ている時に一番それが感じられるんだ」 古泉「実は、僕もなんですよ」 キョン「お前もか。何故だろう。特に最近、今まで自分が過ごしてきた時間と今の時間が、微妙にずれているような感覚に気づく時があるんだ。意識するほどの誤差じゃないが、違和感としては感じられる程度」 古泉「あなたもですか。僕もまったく同じです。学園生活の中で、違和感を感じることが多いのです」 古泉「僕の場合はもっと顕著ですがね。谷口さん以外にも、橘京子や藤原と名乗った未来人と接触した時にもはっきりとその感覚が感じられますよ」 キョン「俺とお前が共に気づいているこの違和感。単なる気のせいってワケじゃないんだよな」 古泉「おそらくは。十中八九、あの方の仕業と考えてよいのではないかと思います」 キョン「気になるな。長門にも訊いてみよう。あいつなら、何か知っているかもしれない」 ~~~~~ 長門「………あなたたちの感じている違和感は、確かに涼宮ハルヒの起こした情報改変によるものに端を発している」 キョン「はやり。一体何をしたんだ、ハルヒは。谷口や橘京子が絡んでいるんじゃないかと思うが、それは合っているのか?」 長門「………そう。谷口と橘は、最たる被害者にふくまれる二人」 古泉「なるほど。そういうことですか」 キョン「お前は今の説明で、いったい何に対して納得したんだ」 古泉「涼宮さんはごく最近、おそらく谷口さんや橘京子、藤原たちに対して何らかの情報改変能力を行使したのです。僕らは、それ以前の谷口さんたちを知っているはずです。それを知っているがために、変化してしまった今の彼らを見てその変わりように無意識的に異質感を感じているのでしょう。それが僕らの違和感の正体です」 キョン「何がなにやらサッパリだ」 古泉「たとえば、あなたの目の前にプリンがあったとします。しかし少し席を外しているうちに、そのプリンがヨーグルトにすり代えられてしまった」 古泉「席に戻ってきたあなたはそれを見て、不思議に思う。ここにあったのはプリンのはずなのに、ヨーグルトがある。しかしあなたはそれを気のせいだと自分を納得させ、疑問を無視してここにあったのは最初からヨーグルトだったと思い込む」 古泉「そのプリンをヨーグルトにすり代えた犯人が、涼宮さんだったということです」 長門「………言語で説明するよりイメージを伝えた方が伝達精度は高いと思われる。これを見て」 キョン「こ、これは……! 長門が俺たちの脳内にイメージ像を送り込んでくる……」 キョン「この記憶……」 キョン「下衆谷口がやってきた!」 ~~~~~ キョン「はあはあはあ」 古泉「はあはあはあ」 長門「………それが私の知る全て」 キョン「思い出したぜ。谷口のこと。何故、普通の高校生男子である谷口を見るたびにその姿に違和感を感じていたのかを」 古泉「谷口さんの下衆っぷりに業を煮やした涼宮さんが、とうとう情報の改変により彼を普通の高校生に変えてしまったということなのですね」 長門「………概ね。しかし、ひとつ誤解がある。厳密には、涼宮ハルヒは彼を普通の青年に変えたのではない。涼宮ハルヒは彼を普通の青年に戻したのだ」 キョン「戻した? ってことは、谷口はもともと普通の人間だったってことか?」 キョン「そういや、この前ハルヒが、谷口は中学の時はいたって普通の男子中学生だったって言ってたな」 古泉「つまり、こういうことですか」 古泉「谷口さんはもともとお調子者ではあっても、ごく一般的な男性だった。しかし高校に入学する時、涼宮さんによってあのような下衆人間に変えられてしまった」 古泉「そして今、再び涼宮さんの力によって元の普通の人間に戻された、と」 キョン「なんて勝手な。しかし、なんでそんなことを」 長門「………涼宮ハルヒはずっと願い続けていた。宇宙人、未来人、超能力者のような存在とめぐり合えることを」 長門「………しかしそんな非現実的な願いが叶うわけがないという考えも、同時に厳然と持っていた。だが、それでも彼女は期待していた」 長門「………高校に進級すれば、それまでにはなかった新たな世界が拓けるに違いない。宇宙人や未来人、超能力者はいないまでも、おかしな人間のひとりやふたりは必ずいるに違いない、と」 古泉「そこで白羽の矢が立ったのが、谷口さんだったわけですね。超能力者に選ばれた僕たち『機関』の人間のように」 キョン「俺は自分が選ばれなくて良かったと心底思えるね」 ~~~~~ キョン「なあ長門。谷口を、元の下衆野郎にもどすことはできないのか?」 長門「………方法によってはできなくもない」 古泉「ちょっと待ってください。本気ですか?」 キョン「ああ。俺は本気だぜ。俺は高校入学当時から、下衆な谷口とずっとつきあってきたんだ。今さら普通の人間に戻られったって戸惑うだけだ」 古泉「確かにあなたの知っている谷口さんと今の彼には、別人と言ってもいいくらいの差があると思いますよ。でもせっかく普通の人間に戻れた彼をまた元の下衆男に戻そうなんて」 キョン「そういう見方もあるかもしれないな。だが、古泉。谷口にとってはこんな没個性かの時代に普通な人間でいるよりも下衆として目立つ存在でいた方が幸せな人生を送れるかもしれないんだぜ。こればっかりは俺たちにも計り知れないことだ。なら、少しでも幸せな人生が送れる可能性のある方を選んでやるのが友人である俺たちの務めじゃないか」 古泉「何なんですかその無理矢理な理屈は。小学生の方がまだマシな屁理屈をこねられますよ」 キョン「じゃあどういえば俺のこの気持ちがお前に伝わるっていうんだよ」 古泉「それは僕のセリフですよ。もうちょっと展望のある意見というものを考えてくださいよ」 みくる「がたがたうるせえです。最終回だからいいんですよ」 キョン「朝比奈さんのおっしゃるとおりです」 古泉「何ですかその暴論は」 キョン「知ったこっちゃねえや」 長門「………許可を」 キョン「よし。やっちまえ」 古泉「ちょwwwwスピード解決wwwww」 ~~~~~ 長門「………谷口を元に戻す方法は2つある。1つは、涼宮ハルヒに再び谷口を下衆に戻したいと願わせること」 キョン「それはちょっと難しいな」 みくる「面倒くさそうですね」 長門「………もう1つは、涼宮ハルヒの神的能力を具現化させたものを呼び出し、それに直接交渉する方法」 古泉「世界を崩壊させることすら可能な力を持つ神を、ですか? それはとてもに危険な行いではないですか?」 長門「………そう。涼宮ハルヒというフィルターを通さず 『神』 と直接交渉した場合、ちょっとしたはずみでさえ世界規模の異変が起こりえる。非常に危険が伴う行いであるため、今まで情報統合思念体はそれを忌避してきた」 古泉「ならば、それは最終手段としてとっておき、他の方法を講ずる方が現実ですね」 キョン「知ったこっちゃねえや」 みくる「最終回だから世界が滅んだって問題ないです」 長門「………私という個体もスイッチを押したくてウズウズしている」 古泉「だからその極論をやめてくださいよ」 キョン「で、その神を具現化させるってどうやるんだ? カマドウマやサウンドウォームの時のように隔離された空間へ殴りこむのか?」 長門「………その必要はない。涼宮ハルヒと近しい情報を持つ媒介を介すれば、具現化は行える。これを使って神の情報を具現化させる」 みくる「ブラジャー? それはひょっとして、涼宮さんの?」 長門「………そう。涼宮ハルヒの肌着なら、彼女ともっとも近しい情報を持っているはず」 長門「………古泉一樹のロッカーから持って来た」 キョン「しかし、本当に神なんて召喚できるのか? 長門を信用しないわけじゃないが、いまいちピンとこないって言うか」 長門「ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ」 みくる「あ、長門さんが呪文を。本気ですね」 古泉「これで本当に涼宮さんの神的能力を召喚することができるのでしょうか?」 ブラ「うるせえホモっぽい顔の男」 古泉「うわっ、僕のブラジャーがしゃべった!」 長門「………見た目に惑わされてはいけない。あくまで外見は借り物の姿。肝要なのは、中身」 キョン「そうだぞ、古泉。人を見た目で判断するのは良くないな」 古泉「はあ。すいません……」 長門「………この世を統べる神よ。あなたを呼んだのは他でもない」 ブラ「みなまで言うな。私は神だ。何故お前たちが私を呼んだのか。それも承知している」 キョン「なら話は早い。早速谷口を元の下衆人間に戻してくれ!」 ブラ「それはできない」 キョン「できないだって? どうして。あんたは世界を崩壊させることだってできる神様なんだろ?」 ブラ「神であっても、事情はある」 みくる「さては。これは神様じゃなくて長門さんの情報操作による腹話術なんですね。そうでなければ、神様が 「できない」 なんて言うはずありませんもの」 ブラ「失礼な私は正真正銘の神だ。人間の分際でこの谷○を愚弄するか」 古泉「谷○?」 ブラ「そう。我が名は谷○。谷○流」 キョン「本物の神降臨wwwww」 古泉「それはヤバすぎるネタですよ!? 自重してください!」 みくる「大丈夫ですよ。あんなブラジャーが原作者なわけないじゃないですか。きっと偽名に決まってますよ」 谷○「ほほう。この私の存在を疑うか。面白い。では、神の力を見せてあげよう。そこのにやけた男を見るがいい」 古泉「え、僕ですか?」 谷○「見よ! 神の力、情報改変! とあああああ!」 男色ディーノ「え? あれ?」 男色ディーノ「え、えええええええ!? ぼぼ、僕の身体が男色ディーノに!?」 長門「………なんという情報フレア。これは間違いなく神の力」 みくる「すごい……ただのブラジャーじゃなかったんですね!」 キョン「おそれいったぜ」 男色ディーノ「なんで僕が……」 みくる「なら、何故谷口さんを元の下衆に戻せないというんですか? 古泉くんを色物プロレスラーに変身させるだけの力を持っているのなら、谷口くんを再び下衆に戻すくらいわけないはずなのに」 キョン「そうだ。そこが納得できない」 男色ディーノ「いいから早く僕を元に戻してくださいよ」 谷○「キミたちは谷口を下衆にしてくれと言っているが、彼の将来のことを考えているのかね?」 キョン「なんでいきなり説教口調」 谷○「下衆なんてキミ、あれだよ。社会性のかけらもないダメな伍落人間だよ。学生のうちはまだいいかもしれないけどね。社会に出てみなさい。もう最悪だよ。最悪」 谷○「赤の他人のキミたちが、谷口を勝手に下衆に変えて彼の人生を真っ暗にしてもいいと思ってるの?」 みくる「いいんだよ最終回だし」 長門「………いいからさっさと我々の言うことを聞くべき」 男爵ディーノ「原作者にむかって何という口の聞き方を」 谷○「原作者?」 谷○「我輩のこと?」 男色ディーノ「え? 違うんですか?」 谷○「いや、我輩は確かに神だけどね。原作者じゃないよ」 キョン「じゃあ、あんたは何者なんだ?」 谷○「我輩のことを本当に知らないのか、無知なる者どもめ。いいだろう。しからば、特別に教えてやろうぞ」 谷○「我輩の名は、谷山! 谷山流だ!」 キョン「………」 男色ディーノ「………」 みくる「誰だおまえ」 キョン「このタイミングでオリキャラとは」 谷山「だから神だと言っているだろう。お前たちも神罰をくらいたいのか?」 男色ディーノ「お前たちも、ということは、僕のこの姿は神罰なのですか?」 谷山「我輩はSSの神。古来より日本に住まう八百万の神の、八百万番目の神、SSの神だ!」 キョン「SSの神とな!? 八百万ってそういう意味だったのか……?」 谷山「分かったか、愚民どもめ。頭が高い! ひかえおろう!!」 みくる「古泉くんこのブラ返すね」 谷山「おいこら、いきなり何をする!」 男色ディーノ「まったく。僕の私物はボードゲーム以外は持ち出ししたりしないでくださいね」 谷山「うぉぉぉぉ、お前なに自然な流れでブラを胸に装着してるんだよ!? しかも何か手馴れてるな!? うわ、ちょ、生暖かくて気持ち悪い!!」 みくる「さあ。男体温の刑から逃れたくば、すぐに私たちの言うことを聞くのです!」 キョン「さすが強気な朝比奈さん! 一生ついていきます!」 谷山「わ、わかった! 分かったからジャストモーメントだ! ひとまず我をこの黒縄地獄から開放してくれ、話はそれからだ!」 男色ディーノ「名残惜しいですね」 谷山「いいからさっさと外せよ」 ~~~~~ 谷山「このネギを使うと良い」 キョン「このネギは、なんだ? ちょうどプラスチックバットのような感じだな」 谷山「それは人格変換ネギ。一発頭を殴るたびに人の人格を変えてしまうという恐るべきアイテムだ。それで谷口の性格を好きに変えるといい」 みくる「本当ですか? じゃあ、長門さんを試しに一発」 長門「………わくわく」 ばしっ 長門「アイライクカリー」 キョン「あんまし変わっていないような気もするが、そのネギが本物であることに間違いはないようだな」 谷山「まったく。今日は厄日だ。神様なのに厄日だよ本当に。それじゃあ、我輩はこれで帰らせてもらうぞ」 キョン「ああ。おつかれさん」 みくる「さようなら」 長門「グッバイフォーエバー」 男色ディーノ「さようなら」 男色ディーノ「……あれ?」 男色ディーノ「僕の姿が元にもどらないのですが?」 ~~~~~ キョン「おーい、谷口!」 谷口「どうしたんだよ、キョン。突然公園になんか呼び出して」 キョン「ちょっと用があってな」 谷口「用? なんだ、そのネギ。まさか、またSOS団の変な行事につきあえなんて言うんじゃないだろうな?」 キョン「いやいや。今回はそうじゃないんだ」 谷口「じゃあなんだよ?」 キョン「おらあ!!!」 ばこん みくる「いい角度ではいりましたね!」 キョン「どうだ!?」 谷口「………」 谷口「いきなり何をさらすんじゃ、ボケ! いたいやろが!」 キョン「なんだ、ちょっと言葉遣いが変わっただけか」 みくる「もう一発いっておきますか」 ぼこ 谷口「現代の教育現場は、国を愛する心が育ちづらい環境にあるのです」 キョン「なんか教育現場おいてけぼりの政治家みたいなこと言い出したぞ」 みくる「面倒だからドンドンいっちゃいましょう」 ばし 谷口「どんだけー」 べし 谷口「死神は臆病者のケツにキスするんだ」 ごす 谷口「バンドやろうZE!」 げし 谷口「エッチなのはいけないと思います」 げす 谷口「谷口名言劇場。『パイはパイの上にパイを作らず、パイはパイの下にパイを作らず』 マリー・アントワネットが 「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」 と言ったのに反発し、下衆谷口が返した言葉。 国外追放の刑が確定していたマリー・アントワネットだったが、谷口のこの発言を受け、刑罰が斬首刑に変更された。 意図せず自らの発言で人の命を奪ってしまったことに深く心を痛めた谷口は、三日間ブラジャーで自分のパイを隠して過ごしたという。 当時、谷口がノーブラ主義だったことを知る知人たちは、彼の悲しみが大変なものであると悟り涙した。 ごす 谷口「はっ! 俺はいったい何を言ってるんだ?」 キョン「あれ、今さっき正解っぽいのがありませんでしたか?」 みくる「そうでした? ごめんなさい、いきおいで殴っちゃいました」 長門「ネクストへゴー」 ばし 谷口「不倫は文化」 みくる「これはどうですか?」 キョン「いや、ちょっと違うような」 べし 谷口「一発芸。鮭の産卵なみに出産する涼宮ハルヒ」 ハルヒ@谷口「1000人目が、う、うまれるぅ!」 谷口「すぽん!」 ハルヒ@谷口「うまれた!」 キョン@谷口「よくやった! お前こそ真の三国無双だ!」 ばしばしばし! みくる「キョンくん、そんなに何発もたたかくてもいいのよ。というか、さっきのが正解だったんじゃないですか?」 キョン「すいません。なぜか無性に腹が立ったもので」 谷口「日本でチョコレートが生まれてから今年で90年」 ごす 谷口「ぶろろあぁ!」 ばす 谷口「曖昧3メートル」 げし 谷口「315円出して静電気除去腕輪を買ってきたのにまだ静電気の悪夢にさいなまれる作者」 ごす 谷口「Yes,enter」 びしびしばしばし キョン「おい、やめろ長門たたきすぎだ! 谷口が谷口でなくなってしまうぞ!」 長門「………今のは谷口が口にして良いセリフではなかった。取り消せ」 キョン「取り消せってお前」 ~~~~~ キョン「はあはあはあ」 みくる「はあはあはあ」 長門「………」 男色ディーノ「埒が明きませんね」 谷口「ピーピーガーガー」 キョン「さっきから谷口から変なエラー音が聞こえるのは気のせいだろうか」 みくる「気のせいでしょう」 男色ディーノ「もうかれこれ2時間近くたたきつづけていますからね」 長門「………もうこれでいいじゃないのではないだろうか」 キョン「ああ。ちょうど俺もそう思い始めていたところだ」 みくる「とりあえずお茶でも飲みましょう」 谷口「ピッピーパッパープー」 キョン「お茶はいただくとして。これどうしようか」 男色ディーノ「叩いて直るものなんでしょうか」 みくる「困りましたね」 長門「………そんな時は私にまかせて」 長門「………情報操作は得意」 ~~~~~ 岡部「突然のことだが、谷口が転校することになった」 岡部「いきなりのことで別れを惜しむ間もなかったが、家庭の事情ということらしい」 岡部「転居先はサウジアラビアらしい」 キョン「聞いたか、ハルヒ。谷口が突然転校したんだってよ」 キョン「不思議だとは思わないか?」 ハルヒ「別に。家庭の事情で転校する生徒のひとりやふたり、居たっておかしくないでしょ」 キョン「まったくもってそのとおりだな」 ハルヒ「それがどうかしたの?」 キョン「いや……お前が不思議だと思っていないんなら、別にいいんだ」 ハルヒ「今日も平凡な日ね。面白いことなんて何もない、普通の毎日。ああ、退屈……」 キョン「そうだな。退屈な日だな」 キョン「それでもまあ、いいじゃないか」 キョン「グッバイ谷口!」 ~下衆谷口の未来 fin~ ~その後・エピローグに代えて~ ○涼宮ハルヒのその後 退屈を人一倍嫌いながらも、なんだかんだで高校卒業後も平凡な日々を送り続ける。 高学歴でなにをやらせてもそつなくこなすため、大学卒業後に就職した商社にて八面六臂の大活躍。若くして重役クラスの立場に立つ。 しかし高学歴キャリアウーマンにありがちな仕事重視生活を送りプライベートを軽視していたため、恋愛方面にはまったく縁がなく三十路を超える。 見かねた会社の上司がセッティングしたお見合いに嫌々参加するが、お見合い会場の料亭で働いていたキョンと十数年ぶりに再会し、いきおいで結婚することに。見合い相手涙目。 三十四歳で男児を出産。少子高齢化に歯止めをかけることもなく、そのまま平凡だが幸せな人生を送り、94年の生涯に幕を下ろすのだった。 ○キョンのその後 高校を卒業しSOS団からも解放された後、大学試験に3回失敗し、4浪中に高校時代の友人・長門有希と再会。そして何故かいきおいで付き合うことになる。 長門と同棲生活を送る資金を稼ぐために知り合いの紹介で料亭で働き始める。大学進学はあきらめてそのまま就職して生活に追われることになるが、静かで満ち足りた日々を送っていた。 しかしある日、仕事先で偶然出遭った涼宮ハルヒといきおいで結婚することに。 終生涼宮ハルヒに尻をたたかれ続ける人生だったが、本人はそれもまんざらではなく、人並みに幸せな人生を送る。 享年92歳。 ○長門有希のその後 宇宙暦20XX年。暴力と権力が支配する荒れ果てた銀河系、M-7510雲星にて絶対王政を掲げるクーデター国家『ASAKURA』が誕生。国民の労力を吸い上げ、自らの私腹をこやしていく官僚たち。そしてそんな辛く苦しい生活を送る人々を救うため、長門有希は立ち上がる。 残虐非道な国家に対抗するゲリラ集団『ギャラクシー・ホープ』と手を組み、各地に駐屯する国家軍隊を次々と撃破して行く長門有希とゲリラ部隊。その勢いは留まることをしらず、電撃的に銀河中に知れ渡る。 やがてそのカリスマ性に惹かれる民衆たちも武器を手に立ち上がる。悲運な人生に諦めを感じ、生きる希望を失っていた民たちが大挙して義勇軍として立ち上がることにより、ASAKURA国家は徐々に追い込まれていく。そしてついにギャラクシー・ホープは威厳を失った国王を追い詰める。 国王が負けを悟り自害することで、M-7510雲星に再び平和が訪れる。 救世主である長門有希を新たな国王として迎えようという意見が国中から上がるが、長門はそれを固辞して地球の日本へ帰還する。 そこで高校卒業以来会っていなかったキョンと再会し、キョンと同棲することになる。戦いに明け暮れていた日々から開放され、穏やかな生活を送る長門だったが、その平穏は長くは続かなかった。キョンが涼宮ハルヒと結婚することになったのだ。 悲しみに暮れた長門は、行き場を失いM-7510雲星に帰ることに。舞い戻ってきた英雄を暖かく出迎えるM-7510雲星の住人たちと共に、長門は生涯をM-7510の治世に捧げることとなる。 しかしその英雄の伝説は、今もなおM-7510雲星に語り継がれている。 ○朝比奈みくるのその後 高校卒業と同時に、夢の中で神の啓示を受けたと電波なことを言いながら中国へ単身旅立つ朝比奈みくる。 夜中の茶園でお茶の葉を盗んでいた現場を見られ、罪人として追われることに。月明かりだけを頼りに襲い掛かる茶番人たちを未来カンフーで撃退しつつ、香港まで逃げおおせる。 しかし茶園支配人の雇った中国屈しの巨大組織『茶龍』の魔の手が再びみくるに伸びる。息もつかせぬ茶龍の猛攻に、次第にみくるは力尽きて行く。 滝壷に落ちて意識を失ったみくるが目を覚ますと、そこはこぢんまりとした山奥の庵だった。みくるの命を救ったのは、中国が誇る秘拳『凡骨拳』の使い手である謎の老師だった。 老師の下でひそかに隠れ住みながら、凡骨拳の修行を重ねるみくる。それは自然に囲まれた中で暮らす、実に平穏で平和な、みくるが思い描いていた幸せな生活そのものだった。やがてみくるは、この地に骨を埋めることを心に決める。 しかし穏やかな日は長くは続かなかった。みくるが生きていることを知った茶龍が、組織のメンツをかけて庵に乗り込んできたのだ。老師と背をあわせて戦うみくる。しかしまだまだ未熟なみくるの一瞬の油断に、茶龍の戦闘員が襲い掛かる。鋭いナイフがみくるの胸につき刺さる。誰もがそう思ったその瞬間、予想を裏切る結末が訪れる。みくるを狙ったナイフは、みくるをかばった老師の背に深々とつきたてられたのだった。 森の奥にこもり孤独に生きてきた老人の生活に輝きを取り戻してくれた存在。日本人の朝比奈みくる。短い間だったけれど、きみは私の本当の家族のようだった。ありがとう。と死の間際にみくるの腕の中で微笑む老師。 みくるの闘志に炎が宿る。押しよせる茶龍を次々と凡骨拳で打ち倒す鬼神、朝比奈みくる。すべての茶龍の兵を倒して老師の遺体を手厚く墓に埋めるみくるの前に、茶龍の支配者が現れる。たった一人の日本人に組織をつぶされ怒り心頭の茶龍の支配人は、雄叫びを上げて装甲車でみくるに体当たりをしかける。 老師の埋葬を終えたみくるは、迫り来る装甲車を前にゆっくりと立ち上がる。 「お前らは、私を怒らせました」 泥を跳ね上げて疾走する装甲車。静かに、そして厳かに。朝比奈みくるの光線銃が火をふいた。 「もう誰も、不幸になりませんように……」 朝比奈みくるはその後も、人知れず山奥で老師の墓を守りながらひっそりと暮らしていた。享年89歳。 ○古泉一樹のその後 男色ディーノになったままとうとう元に戻ることができなかった古泉一樹は、やむなく機関に帰ることになるが、涼宮ハルヒの神的能力が消えると同時に機関も解散することに。 行き場を失った古泉こと男色ディーノは、元同僚の森園生、田丸兄弟、新川、そして藤原、橘京子の7名でプロレス団体を立ち上げる。 格闘技が下火の昨今において、斬新な演出で次々とファンを増やしていくインデイーズプロレス団体『SOS』。 森園生はフロントとしてスポンサーや他団体との交渉役として手腕を発揮。新川はリングレフェリー。田丸圭一は持ち前の体格を活かしたパワーファイター。田丸裕は甘いマスクを活かしたジャパニーズルチャのベビーフェイス(善玉)。藤原と橘はヒールレスラー(悪役)。そして男色ディーノは色物。 旗揚げから10年が経つころには、すっかりプロレス雑誌のカラーページを飾る常連となったSOS。しかし 「最近のSOSはマンネリだな」 という意見が出始めた上、森園生の入院によりフロント責任者が不在となり、SOSの株価が急下落。 以前から自分たちがメインでないことに不満をもっていた藤原と橘が、ここで若手レスラー数人を引き連れてSOSを脱退。元々選手数に余裕のなかったSOSに激震が走る。 当初はフリー選手を雇って場当たり的に興行を打っていたSOSだったが、その衰退は誰の目にも明らかだった。やり手のブッカーとして有名だった森園生が復帰しても株価の下落は止められず、SOSは解散の憂き目に立たされる。 SOSの存続をかけて立ち上がったのは、色物専門の男色ディーノだった。 男色ディーノは森園生の人脈をフル活用し、他団体に交流戦を申し込む。SOS復活をかけた 「試練の男色10連勝負」 を開催する。 2対1や3対1のハンディキャップマッチにも挑み、アングラ団体のトップレスラー、中河とのハードコア1本勝負を最後に、10連勝の偉業を成し遂げる。 壮絶な戦いを終えた勇者を讃え、プロレスファンに感動と熱い魂を伝えた男色ディーノは森園生との婚約を機に、株価の高騰を記録したSOSの社長の座に就く。 プロレス大賞を3ヵ年連続で受賞し、格闘技ブームを再燃させた男色ディーノは、後年こう語る。 「僕のライバル? そうですね。高田総統かな?」 そんな彼は、享年78歳で激動の人生に幕を下ろしたのだった。 ○鶴屋さんのその後 自分メインのSSが少ないことに業を煮やし、無いなら自分で作ればいいのさ!と思い立ち、自分で鶴屋さんメインのSSを書き始める。しかし雑談室で自演していたところを 「自演乙www」 とIPを見破られて断筆。 それでもあきらめきれずに別サイトでセルフメインSSを書き続けていたが、スランプに陥る。 仕方なく気晴らしにまったく別のオリジナル小説をブログ上で書き始める。冒頭部分が 「あ~、超おなか減ってないし♪」 で始まる携帯小説をぼろくそにこき下ろした小説が2chで大ヒット。出版社数社から書籍化のオファーがくる。 あくまでSSを書くことにしか興味がなかったのでどうでもいいや、とそれをOK。しかし鶴屋さん本人の予想を裏切り、発売と同時にランキング入りするほどの売れ筋を記録。携帯小説に反感を持つアンチスイーツ脳(笑)層や、古式ゆかしい純文学を愛する活字愛好家から絶大な支持を得る。 SSのスランプがまだ収まらない中、気晴らしに出版社からきたオファーを受けて2作目の小説を書き始める。2作目もテーマは 「アンチ携帯小説」。本の題名は直球で 『沈み行く携帯小説』。 またもや携帯小説の横行に腹を据えかねていた読者間に受け、大人気のうちのベストセラー。しかし根強い携帯小説愛好家たちの強い反感を買い、街で買い物中に強行派の手によって拉致監禁されてしまう。 携帯小説愛好家たちは口々にアンチ携帯小説をやめろと脅すが、鶴屋さんはそれを拒否。怒った誘拐犯たちの手で東京湾に沈められそうになる。しかし寸手のところで、ひそかに鶴屋家が開発していた巨大人型ロボ、サクセスボンバーZが出撃し、難をのがれる。 この事件をきっかけに、スイーツ脳(笑)一派は一気にアウトローに転落。再び文学に希望が取り戻されたのだった。 そしてデビュー3作目にあたる 『Smoke cheese』 で直木賞受賞。それを機に文壇作家の仲間入りを果たす。 直木賞6年後。ついに自分の納得のいくSSを書き上げる。 今わの際までキーボードを脇に置き続けた彼女は、享年91歳でこの世を去る。 ○谷口のその後 300年後…… 谷口「……ぅう」 谷口「あ~。よく寝た。もう朝か」 ルソー「へい、谷口。なにを寝ぼけたこと言ってるんだい。もう出撃の時間だぜ」 谷口「ああ、悪い悪い。ちょっと昔のことを思い出してね。久しぶりに、懐かしい面々と夢の中で再会できたよ」 ルソー「そりゃ良かったな。キミがまだ下衆だった頃の話かい? 是非とも今度、聞かせてもらいたいもんだね」 谷口「ああ、いいとも。生きて帰れたらね」 ルソー「はは。dion軍の谷口といえば、泣く子も黙る有名人じゃないか。キミが戦場で命を落とすなんてありえないことだよ」 谷口「俺じゃない。お前の話をしているんだぜ?」 ルソー「うるせぇ」 『我々は一人の英雄を失った。これは敗北を意味するのか?否!始まりなのだ! 地球連邦に比べ我がdionの国力は30分の1以下である。にも関わらず今日まで戦い抜いてこられたのは何故か!諸君!我がジオンの戦争目的が正しいからだ! 一握りのエリートが宇宙にまで膨れ上がった地球連邦を支配して50余年、宇宙に住む我々が自由を要求して、何度連邦に踏みにじられたかを思い起こすがいい。dion公国の掲げる、人類一人一人の自由のための戦いを、神が見捨てる訳は無い』 ルソー「おや、閣下の演説が始まったようだぜ」 谷口「そろそろ出撃の時間か」 『我々の軍備はますます復興しつつある。地球連邦軍とてこのままではあるまい。 諸君の父も兄も、連邦の無思慮な抵抗の前に死んでいったのだ。この悲しみも怒りも忘れてはならない!それをキャルマは死を以って我々に示してくれたのだ!我々は今、この怒りを結集し、連邦軍に叩きつけて初めて真の勝利を得ることが出来る。この勝利こそ、戦死者全てへの最大の慰めとなる。 国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ国民!dionは諸君等の力を欲しているのだ』 谷口「ジークdion!」 ルソー「ジークdion!」 谷口「いくぜ、相棒。連邦のやつらに一泡吹かせてやろうぜ!」 ルソー「もとよりそのつもり」 谷口「おし! 出撃だ!」 谷口「谷口、いきます!」 おしまい
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憂「あったかいうちにどうぞ」 さわ子「そうね」 さわ子「おいしいわ~」 憂「ありがとうございます」 唯「憂の料理はほんとにおいしいんだよ!」 さわ子「今までも何回かご馳走になってるけど、やっぱり憂ちゃんの料理は最高ね」 憂「そんな、大したことないですよ」 さわ子「一人暮らしだと食生活乱れちゃうのよね~」 憂「大変なんですね」 さわ子「まあね」 唯「大人って大変なんだね」 さわ子「憂ちゃんは大丈夫だけど唯ちゃんは大人になるの苦労しそうね」 唯「そうかな?」 憂「お姉ちゃんはやる時はやる子ですから」 唯「そうだよね、私頑張るよ!」 さわ子「憂ちゃんお母さんみたいね」 憂「先生は過大評価しすぎですよ」 憂「私だってまだまだ子供です」 さわ子「自分の事を子供だと思えるのは大人の証拠よ」 唯「子供が大人?大人が子供?なんだかよく分かんないや」 さわ子「唯ちゃんはまだそんな感じでいいと思うわ」 ――― 唯「おいしかった~」 さわ子「ご馳走様でした」 憂「おそまつさまでした」 唯「さわちゃん次は何して遊ぶ?」 さわ子「勉強しなさい」 唯「え~」 さわ子「え~じゃないの、私もあんまりお邪魔してるわけにはいかないもの」 唯「なんで?」 さわ子「仕事よ仕事」 唯「ふ~ん、忙しいんだねさわちゃん」 さわ子「そうよ、教師がこんなに忙しいとは思わなかったわ」 唯「じゃあもう帰っちゃうの?」 さわ子「そうね、ぼちぼち」 唯「つまんな~い」 憂「お姉ちゃん無理言わないの、先生にも都合があるんだよ」 唯「そうなのか~」 さわ子「私だって本音を言えば遊びたいわよ」 唯「じゃあいいじゃん」 さわ子「やらなきゃいけない事をほったらかしには出来ないの」 唯「大人だから?」 さわ子「そ、大人だから」 唯「そっか~・・・」 さわ子「唯ちゃんは勉強頑張って大学に入って」 唯「うん」 さわ子「それで大人になれば今の私の気持ちが分かる時が来るわ」 唯「そうかな」 さわ子「そうよ」 憂「ほらお姉ちゃん、先生を困らせちゃ駄目だよ」 唯「はーい」 さわ子「じゃあ帰るわね」 憂「はい」 唯「またね」 さわ子「ちゃんと勉強するのよ」 唯「分かってるよ」 さわ子「もう受験まで何日も無いんだから」 唯「はいはい」 憂「お姉ちゃんの受験日は・・・」 唯「確かカレンダーにマル付けてたような」 唯「えっと・・・」 唯「今日は1月31日だから」 さわ子(1月31日?) さわ子(あれ?もしかして今日って) 唯「あ!今日さわちゃんの誕生日!」 さわ子「えっ」 唯「朝からなんか引っかかってたんだよね、そっか誕生日か!」 さわ子「え?なんで唯ちゃんが知ってるの?」 唯「確か前に誰かに聞いたんだよ」 さわ子「あー私も前に誰かに聞かれて教えたような」 唯「それで何となく覚えてたんだけど、当日になって忘れちゃったんだね」 さわ子「そっか今日私誕生日だったんだ」 憂「先生誕生日だったんですか、おめでとうございます!」 唯「おめでとうさわちゃん!」 さわ子「あはは、ありがと」 唯「それで何歳に」ムギュ 唯「んーんー」 憂「あはは」 さわ子「・・・」 さわ子「ありがと、唯ちゃん憂ちゃん」 さわ子「それじゃ今度こそ帰るわ」 唯「うん」 憂「またいらしてください」 さわ子「ええ、ごちそうさま」 憂「はい」 さわ子「それじゃあね」ガチャ 唯「ばいばーい」 憂「さようならー」 さわ子(誕生日・・・か) さわ子(誰かに誕生日を祝ってもらうなんて久しぶりだったわね) さわ子(この歳になると誕生日とかどうでもよくなってきて) さわ子(忘れることも多くなってきた) さわ子(自分の年齢もぱっと出てこないもの) さわ子(・・・そっか、今日は私の誕生日なんだ) さわ子(昔は誕生日パーティーとかやったりして楽しかったな) さわ子(もう大人になっちゃったんだ、私) さわ子(・・・) さわ子(でも) さわ子(なんだか今年の誕生日は楽しかったわ) さわ子(まさか教え子に祝ってもらう事になるなんてね) さわ子(・・・素敵な誕生日プレゼントじゃないの) さわ子(大人になって、昔の事を思い出して寂しくなったりもするけど) さわ子(大人だから感じる事の出来る気持ちもあるのね) さわ子(私は幸せ者だわ) さわ子(唯ちゃん達だけじゃなく、クラスみんないい子で) さわ子(こんなにいい子たちに囲まれて仕事出来るなんて) さわ子(・・・) さわ子(ありがとう、みんな) さわ子(ハッピーバースデー私) さわ子「よーし、明日からまた頑張ろ!」 さわ子「あ、せっかくだから隣の神社でお願いごとして行こうかな」 さわ子「何お願いしよう」 さわ子「えーっと」 さわ子「彼氏が欲しいです」 さわ子「なんちゃって、今のは無しでお願いしますね」 さわ子「お賽銭は・・・」 さわ子「あら、一万円札しか無いわ」 さわ子「・・・ま、いっか!」ヒョイ さわ子「あの子たちが全員志望校に合格しますように!」パンパン さわ子「一万円入れたんだから絶対叶えてよね神様!」 さわ子「駄目だったら承知しないから!」 さわ子「・・・さてと」 さわ子「今度こそ帰ろ」 翌朝 さわ子「おはようございます」 掘込「おはようございます、おや?」 さわ子「何か?」 掘込「教師の貫禄が出てきたな」 さわ子「えっ」 掘込「ま、まだ学生みたいな顔だが」 さわ子(嬉しいような悲しいような) 掘込「しっかりやれよ」 さわ子「・・・はい、ありがとうございます」 教室 和「登校する子も大分減ってきたわね」 風子「そうだね」 唯「和ちゃん風子ちゃんおはよー」ガラッ 和「おはよう、唯」 風子「おはよう」 唯「あのね、昨日さ」 和「あ、もう席について」 唯「えー」 和「ギリギリに来るから」 唯「そうだけどさー」 さわ子「みんなおはよう」ガラッ 唯「おはよー」 さわ子「ほら席について」 唯「はーい」 さわ子(さて、今日も頑張ろ!) 和「起立、礼、着席」ガタガタ さわ子「それじゃホームルームを始めます」 おしまい 戻る
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30 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 10 23 55.64 ID X6bJuUwV0 ダブルスタンダードと前スレの最後の流れで思い出した。 ここって卓ゲーのスレでTRPG限定じゃあなかったんだな。 ということで昔あったMTGっていうカードゲームで出会った困の話でもしてみる。 俺はビートダウン(攻撃用生物で、とにかく相手を殴り倒すタイプのデッキ)。 相手はロック(相手を何も行動できないように縛りつけるタイプのデッキ)を使ってくる奴。 ただロックは、相手を縛り付けるための中核となるカードをピンポイントで破壊されたりすると途端に弱くなるタイプのものも少なくない。 で、初戦にそいつはロックが一通り完成して俺が何もできなくなっても、ずっとこちらを嬲るように決着までゲームを進めた。 その後、サイドボード(15枚ほど用意できる二軍枠みたいなもの。一戦ごとに60枚で構成されているデッキのカードと自由に入れ替え可能) から相手の中核カードを徹底的に潰すことのできる、相性の良いカードを入れてきて再挑戦。 目論見通りそいつのキーカードを無力化し、俺の勝ちが濃厚になったその瞬間にそいつは投了した。 さらに三戦目ではカードの引きが悪く、よしんば対策カードを引いても最早それを使用できないほど完全にロックされてしまったので投了を宣言したら 「何勝手に投了しようとしてんだよ、ちゃんと最後まで戦い抜けよ」なんて言われた。 さすがに「お前が言うな」と言ってやったが 「ロックは相手へ止めを刺す手段が整うまで時間がかかり、抜け出せる隙ができる可能性がある。お前が勝てる可能性は0ではないので投了するのは間違っている」 「でも自分のロックが破られた場合は、唯一の勝ち手段を潰されるのだから、自分が勝てる可能性は0になるので投了するのは正しい」 とか言い始めた。 「二戦目であんたが土壇場で二枚目のキーカードを引いてきて、俺は対策カードを持ってないって状況になる可能性だって0じゃなかったろ。なんで投了したんだよ」 と聞いてみたら、なんかいきなりキレられた。 「屁理屈ばっかり吐くキチガイは相手しとられんわ!」 とわめいて、自分のカードをさっとリュックに放り込み、俺のデッキを掴んでこっちに力いっぱい投げ付けて、そのまま去っていった。 カードはめちゃくちゃに散らばり、その上カードが一枚無くなっていた。 31 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 10 41 29.69 ID vuPKtJSBO [1/2] 乙 災難だったな…つか盗難か? 「自分は良くて他の奴は駄目」って奴はアレか、神(無論邪神とか暗黒神)に妙な啓示でも授かってるのかねぇ 32 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 10 57 38.93 ID DYsL8GOf0 [1/2] 報告乙 対戦ゲームでは、勝ち負けにこだわりすぎて「相手も自分も楽しむ」って視点は欠落しがちよな 33 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2013/06/14(金) 10 59 49.84 ID bIIRqH/TO [1/2] 乙 TRPGでも負けたくないって奴いるしねぇ 将棋や囲碁でもいるんだろうなぁ スレ354
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※今回の話は楽器、知識についてのおさらいです。あらかじめ予備知識を持っている方は読まなくても次回からの話を楽しめると思います。 楽器について、独自の解釈を書いているため不快に思われる方もいらっしゃると思います。もし不快に思われた方は、是非次回からの東風谷さなえのロックバンドをご期待下さい。 物音も無く、じっと空調機の音だけがこだまする保健室。ぱちゅりーちゃんからソファに座り込んでいる私の顔を覗き込まれ、『一緒に楽器をやらないか』と尋ねられてしまいました。 …え、え。ええ!? 「そんな、驚かなくても。案外簡単に出来るわよ? 難しい事を、要求しなければね」 「え、あ、そうだとしても、私に楽器の才能はさっぱりだから…」 私は俯きます。なぜか? …学園の音楽の授業での出来事を、思い返してしまったからです。 恥ずかしい、どうかスルーしてくれ! …私の願いも虚しく、ぱちゅりーちゃんは『どうして?』とまじまじ瞳を見開いて尋ねてきました。 私はただ首を振ります、しかしぱちゅりーちゃんに諦めの様子は見られません。 …根折れです。私は観念して、今すぐにでも忘れたいくらいに恥ずかしい、理由を喋ります。 「…お、音楽の授業の時。皆、『茶摘み』をリコーダーで吹く事が出来たのに。わ、私だけっ」 ああ、叶うなら今すぐにでも私をこの恥ずかしさから解放してください、いっそ溶けて消えてもいい! 情けない、目の端に涙が溜ってくる感触すらします、ああ! …消えてなくなりたい…! …恐る恐る二人の様子をうかがうと、さとりちゃんはプッと息を噴き出し、今にも堪えきれない様子でお腹に手を抱え全身をひくひく震わさせながら大爆笑をしていました。 …だから、言いたくなかったのに! もうさとりちゃんなんて嫌いです! 結果がわかっていただけに、尚更! …しかし。ぱちゅりーちゃんの様子は、私が想定していた腹を抱えて笑う様子と違っていました。何かを考え込んで、感心している様な素振りをしています。一体、どうしたのだろう? 疑問に思っていると、ぱちゅりーちゃんが再び質問をしてきました。 「えっと、さなえちゃん。リコーダーは、楽器だと思ってる?」 「…ええ。もしかして、まずかったかな。でも、リコーダーだって立派な楽器だと思います。確かにリコーダーは楽器にしてはチープなものですが、ないがしろにするなんて、おごまかしいと考えています」 思っている事を、素直に答えます。 …もし、この発言がまずいことだとしても。偽って一緒に活動するより、ここで縁を切った方がいいかなと思ったからです。 ぱちゅりーちゃんは、首を振りました。 「ううん、見直したの。見直したというか、嬉しいなって。 そうよ、リコーダーだって楽器。それを軽視する様なやつは、どんな楽器だって弾けないわ! ただ、人間達は愚か私たちゆっくりにまで、リコーダーを軽視する傾向というかな。…ギターはいいけど、リコーダーはだとか。私は、それが堪らなく悔しい」 「…ぱちゅりー、ちゃん」 「普段携帯の糞音質で音楽を聞いている癖にリコーダーをけなすだなんて、自分が唯我独尊だと思っているのかしら? …ごめん。まあ、楽器に才能なんて関係無いと思うわ、コツを掴めば良いのよ。 『コツを掴むのが才能』と言う人もいるけどね。私は、その人が飽きっぽいだけだと思うわ。誰だってできる、私が保障する!」 ぱちゅりーちゃんが真新しい制服越しに胸を反らせて、私にそう言ってくれます。 ぱちゅりーちゃんほどの人に言われると、なんだかとても心強く頼もしく思います! …ただ、胸を反らせていばるぱちゅりーちゃんとピカピカの制服。そしてこの保健室と言う場所全てがミスマッチしていて、思わずクスリと笑ってしまいました。 「…ふふ、あはは」 「む、むきゅ! なんで笑うのよ、変な事でも言った!?」 表情は冷静ですが体は慌てた様子のぱちゅりーちゃん。先ほどのお返しにからかってやろうかと思いましたが、可哀想なので素直に理由を答える事にしました。 「だって、ぱちゅりーちゃんの様子と制服があってないのですもの。あはは」 「うう…! か、神は二物を与えず、似合わないものは似合わないの!」 「…そうね。豚に真珠までては言わないけど、まるで靴屋が魚を売り出す位に似合って無いわね」 「…! …ぷんっ」 今まで喋らざること山のごとしだったさとりちゃんがぱちゅりーちゃんに止めを差して、ぱちゅりーちゃんはふーんと頬に空気を入れてすねてしまいました。 ぱちゅりーちゃんは恨めそうに私たちをジト目で睨みます。そして、とうとうそっぽを向いてしまいました。 私は、ぱちゅりーちゃんの演奏時とのあまりのギャップに、口から空気を噴き出してしまいました。 「あはは、はは。ごめんね、ぱちゅりーちゃん! もう言わないから!」 「…ふん、その言葉を信じるわよ。ともかく、さなえちゃんは、その。楽器を始めてくれるのよね?」 「始めてくれるだなんて、そんな。私が始めたいから始めるんです、…憧れ、ますしね」 「…ありがとう。さとりちゃんも、どうかな」 「…さなえちゃんがやるのなら。私は典型的な日本人だからね、他の人がやるとなるとついつい釣られちゃうの、悪い癖ね」 さとりちゃんが壁に掛けてある時計の方にそっぽを向きながら答えます。 …全く、素直じゃあ無いんだから。そして、これがさとりちゃんなりの優しさなんだなあって、再確認します。 「…二人とも、ありがとう。じゃあ早速、演奏するとしたらどんな曲が、音楽がいいか教えて欲しいな」 「…あれ? 始めに、やりたい楽器を決めるんじゃ無いのですか?」 ぱちゅりーちゃんが私たちに尋ねてきます。私はその質問を聞いて胸に抱いた疑問を、必直に質問しました。 「うーん、それでもいいけど。やりたい音楽を決めてからの方が、楽器も決めやすいでしょう? 参考までに、私は爽快な音楽がいいな。いわゆるオフスプリングだとか、スタンダートな音楽と言うのかな。メロコア系がやりたい」 「ああ、オールアイウォントとかの。確かに、あれは格好いいわね、盛り上がるわ。私は、いわゆるゲーム音楽がいいな。同人のものからとことん王道なもの、マッピーなんて懐かしいものまで幅広く」 二人がそれぞれやりたい音楽を口にします。さとりちゃんのやりたい音楽の概要は理解出来たのですが、ぱちゅりーちゃんの言っている概要がイマイチよく分からなく、さらにさとりちゃんはきちんと理解しているみたいなので聞きづらいです、どうしよう…。 爽快、それでいて盛り上がる? どんなジャンルでもそういうのはあるんじゃないかな。うーん…? 「…どーらえもーん」 「…あ、ああ、わかりました! 昔流行ったフラッシュの『ドーラエモーーーン!!!』! あれですか、あの音楽ですか! なるほど、昔から曲名が気になっていた曲なんですがいつの間にか忘れていました。確かに、私もやりたいです!」 「…どうしたの、さなえちゃん?」 「…え、あ! うっ」 さとりちゃんが助け舟とばかりに私に小声で耳打ちしてくれて、もやもやがスッと溶けた私は会話に交じろうと試みたのですが! …どうやら、必要以上に騒いでしまっただけになった様です。 お陰で、二人からの目線が痛いです。特にさとりちゃん、あなたが耳打ちしてくれたのに白い目で私を見て更にどうしたのって声を掛けて突き放すだなんて、どういうことですか! 怒っちゃいますよ! 「あはは、ごめんごめん! そんなジト目で見ないでよ、さなえちゃんはどういう曲をやりたいの? 私、知りたいな」 「…えっと」 さとりちゃんが、尋ねてきます。 私が、やりたい曲。普段聞いている曲、そのジャンル。 私は日頃何を聞いているか、タイトルは思い出せるが、わざわざやりたいかと自分に問い掛けるとだったら別の曲をやりたいと思います。しかし、その別の曲がなかなか見付からない、いや。 やりたい曲はありますが、やはり別の曲をやりたいと思ってしまいます。 優柔不断な、下手な考えが頭の中を三週も四週も巡ります。そして、私が決断した答えは、 「特に、無いや」 …遠回しな、ノーでした。 もやもやのみが残ります。確かにやりたい曲は存在します! けれど、その曲を選択することによってのデメリットを考えると、…私は決断出来ませんでした。 デメリットとは、ジャンルの縛り。一つ曲を選択する事で、そのジャンルの曲しか出来なくなる様な気がして、…答えられませんでした。 「…仕方無いわ。普通、そうよ。明確な判断なんてとっさには行いにくい、恐らくさなえちゃんは『ジャンル』では無く『気に入っている曲』でやりたいのだと思うわ、そうでしょう?」 …私が言葉に出来なかった心のもやもやを、ぱちゅりーちゃんが代弁してくれました。 そうだ、恐らく私は『曲別々』でやりたいのだろう。言われるまで、気が付かないだなんて。 「気に落とす理由は少したりとも無いわ。私が悪い、まるで『ジャンルで選択して』と言うようなニュアンスで二人に要求したのですもの。誤解を招いてごめん」 ぱちゅりーちゃんがソファに座る私の顔を覗き込んで、言ってくれます。そして、謝ってきました。 「さなえちゃんが普通なのよ、皆ジャンルの確立というよりかはお気に入りの曲個別で聴いているの。 ジャンルで聞くって言う人だってほら、湘南乃風が好きでレゲエが好きって言う人がいるけど、ボブ・マリーを知らないだなんてザラじゃない? それってジャンルが好きだと言っておいてどうなんだろう、でも本人がよければそれでいいのだと思う。好き好きよ」 「…?」 ぱちゅりーちゃんは私を励ます為に何か例え話をしてくれているのでしょうが、さっぱり理解できません。湘南乃風は知っているけど、どういう事だろう…。 「…ファイナルファンタジー好きでRPG好きと公言しているのに、ドラクエを知らない」 「あ、ああ! なるほど! でもそれって、あまりフォローになっていないような…」 「…むきゅ、盲点だったわ。さとりちゃんは、まるでバイリンガルね。 まあ、かくいう私もジャンルを分けるというよりかは気に入った曲を聴くタイプだからね、気にしなくていいと思うわ。 人それぞれ、むしろジャンルを別けるだなんて意識していないと不可能よ。ジャンルにはそれぞれの長所があるのですもの! 『デスメタルが好きだからポップスなんて軽い、低俗なもん聴くかよ!』…と、一つのジャンルに囚われている人、なんとなく想像できると思う。けれど、願えるならそんな風にはなって欲しく無いわ。 だって、悲しいじゃない? 『自分から、一つの可能性を捨てている』のよ?」 「…」 私は、ぱちゅりーちゃんの話に聞き入ります。 「…脱線したわ、ごめん。どうも、私には話の途中別の話をしてしまう癖があるみたいね。直さなくちゃ」 ぱちゅりーちゃんはばつが悪そうに俯きます。 「気にしてないよ、ぱちゅりーちゃんの話は参考になって、聞き入ってしまいます」 私は、その必要は無いとぱちゅりーちゃんに言ってあげました。 事実、ぱちゅりーちゃんの話は興味深い、感心してしまうものばかりだからです。ぱちゅりーちゃんは、話を続けます。 「…そう言って貰えると嬉しいわ。じゃあ、楽器について話しましょうか。やりたい曲だなんて数日すれば熱が逃げて変わるものよ、そう急いで決めるものでもない。明確にあればちょっとは楽器が決まりやすいかなって提案しただけだったしね。 私が楽器の特色やメリットをそれぞれ説明するわ、参考になれば…」 「うーん、ぱちゅりーちゃんの気遣いは嬉しいけど、別にいいです。さとりちゃんに教えてあげて下さい」 私は、ぱちゅりーちゃんに告げます。先入観と言うか、その様なものを持ちたく無かったからです。 「どうして?」 「私は、やりたいと思ったものをやるだけです!」 気持ちの旨を、ぱちゅりーちゃんに伝えます! きちんと聞いた方がいいのかも知れない、けれど『損得』で楽器を選択したく無かったから。あらかじめ、自分で考えて決めたいと思ったからです。 …ぱちゅりーちゃんは、落ち着いた様子で私に答えます。 「…まあ、一応聞いておきなさい。『損得』で選択したくないからこそ、参考になるからね」 …まずいことを、言ってしまったのかな。思ったことをそのまま伝えたつもりなのですが、ぱちゅりーちゃんにはそれが『媚』に聞こえてしまったのでしょうか。 事実、自分でも少し媚が入っていたかなと、思い返して思います。また、だから私は駄目なんだ。私の馬鹿やろう、もっと考えて行動と発言をしろよ、ばかばかばか…。 自己嫌悪している内に、ぱちゅりーちゃんによる楽器の特色の説明が始まりました。 「…まずは、ギター。一番有名な楽器ね、バンドや軽音楽といったらこの楽器が真っ先に浮かんでくるのでは無いかしら? ギターには大きく2つに大まかにアコギとエレキに分かれていて、さらにアコギ、あ。『アコースティックギター』、生のギターね。にはフォークとクラシック、『エレキギター』にはストラトやテレキャス、レスポールにフライングVと分かれているわ。 今は、エレキについて説明するわね。本格的に決まったわけじゃないから、大まかにだけどね。 エレキギターにはまあ歴史があるみたいだけど、そんなものどうだっていいわよね。ずばり、役割とそれぞれのギターの使い心地を言うわ。 ギターの役割は主に2つ、『リード』と『バッキング』。バンドとかでギターが大抵2人いる理由はこの2つに分かれているからよ。『リード』は、文字通りバンドを引っ張ってリードするの。一番目立つわね、イントロや前奏の所でピロピロ一人で演奏したりするじゃない? あれの事よ。 ちなみに、その前奏でのギターが演奏する旋律、フレーズの事を『リフ』というの。覚えておきなさい」 「り、リード。ばっきんぐ、テレキャス、ううん…」 「あはは。無理して覚える必要は無いわ、自分が興味持った楽器だけ覚えればいいの。ざっと聞いて、気に入ったのがあればまた私が説明するわ」 ぱちゅりーちゃんが大らかに笑って、私の肩を叩きます。 ちょっと、力が強く痛いかも。でも、心地よい痛み。 「次に『バッキング』。これは、背景というかな。背景はベースが担当するんだけど、バッキングは色づけというか。いわゆる、コードよ。音の集合体、和音。綺麗な音というか、『ド・ミ・ソ』を一緒に奏でるといい音がなるでしょう?」 「…そ、そうなの?」 「そうなの。今度聞かせてあげる。バッキングは主に裏方ね、あまり目立つことはない。ソロはリードがやっちゃうし、ただジャカジャカ弾いているだけだから飽きがくるかも。でも、バッキングはとても大切。これが出来なければ、『リード』もできないわ」 「えっと、どうして? それぞれ、別の練習ではないの?」 制服のネクタイが気になるのかクイクイといじくっているぱちゅりーちゃんに、私は質問します。 「ううん、練習は一緒よ。左手で、コードを押さえるの。違いは『リード』が右手で『単音を弾いて』、『バッキング』が『和音を弾く』。バッキングが出来ないと、必然的に『左手でコードが押さえられない』事になるの。ここまで、いい?」 正直、よくわかりませんでした。しかしここで流れを止めたくないので、大丈夫と頷きます。 「ふふ。わからなかったら、後で聞いてね」 …見破られていたみたいです、恥ずかしい…。 「次に、それぞれのギターの使い心地。初めに、『ストラト』を挙げるわ。 ストラトは『ストラトキャスター』。皆がエレキギターを思い浮かべたら、この形のものだと思うわ。メジャー中のメジャー、王道ね。 使い心地は、さすが王道だけあってとても使いやすいわ。手と腕、体にしっくりくるの。初心者というか、ちょっとかじってみたい人はストラトをオススメするわ、下手な癖が付かないからね。 次に、『レスポール』。『ストラト』と比べて、丸っこいわね。上と下がひょうたんみたいな形になったギター、見たこと無い? あれがレスポール。 使い心地は、そうね。正直、私は馴染めなかったわ。すべるというか、その。音は好きなんだけどね、『ハムバッキング』で、図太い音がして中々に味のあるヤツなんだけれど、『ストラトの方が小回りが聞く』からね。ハードロックが好きな人なら、オススメしたいわね」 「…ハム、バッキングって」 さとりちゃんが口を開きます。ぱちゅりーちゃんは、すぐに質問に答えてくれました。 「ん、ああ。なんか、ギターのボディの部分に、いかにも『こっから音を出すぞ!』って部分、あるでしょ? あれ、『ピックアップ』って言うの。あれの構造の一つよ。 見分け方は、そうね。『四角いのが2つ』あったら大抵ハムバッキングだと思っていいわ。私もそこまで詳しくないし、それくらいしか見分けの方法はわからないし」 「…そう」 さとりちゃんは、頷いた様子で再びぱちゅりーちゃんの話を聞く体勢に戻りました。 「話を続けるわね。次に、『テレキャス』を説明するわ。テレキャスは『テレキャスター』、『ストラト』に似た形をしているわ。音はストラトよりも澄んだ音って印象かしらね、そこまで触ったこと無いからわからないのよ。 使い心地も、ストラトに似た感じ。ストラトに並んで、人気のギターね。 最後に、『フライングV』。こいつはいいわね、私も愛用しているわ。 何がいいって、従来のギターの概念を越えた『V字』のアホみたいなデザイン、案の定の使いにくさ! アホよ、アホ! 見るからに惚れ惚れするわね! …閑話休題、まあこの『フライングV』は番外編。ぜっっっっったいにオススメしないわ、止めなさい! 私は何事も基本が大事だと思ってる、本当にこれを使いたいのだったら始めはさっき挙げた3つの内から選びなさい! 慣れてから、上手くなってから『フライングV』を使い出せばいい。使いにくいけれど、格好いいわ。ステージに立って鮮やかな赤が見事スポットライトに当てられる、考えただけでぞくぞくしない?」 「…さとりちゃんって、ギターも出来るんだ」 「ふふ。まあ、趣味がてらに。最近はベースに浮気しているけれどね。 …まずは、音色なんかをあまり考えないでざっと説明してみたわ。ギターそれぞれに違った音色があるんだけどね、私はあまり関係ない様に思えるから。 弦楽器には『エフェクター』なる『音を作っちゃう』機械があるの。これを使えば様々な音が作れるわ。 いわゆるジャリジャリした音や酷く歪ませた『ディストーション』別名『オーバードライブ』、ディストーションよりも歪ませていないシャキシャキした味の『クランチ』、逆にさっぱり音を歪ませない『クリーントーン』なんかも。アンプにある『イコライザ』といわれるツマミをいじれば『特定の音域の音量』を調節することが出来るわ。例えば、高音域だけ音を大きくするとかね。音を変に遅れさせて残響感を持たせる特殊加工なんかもできるの」 「…う、ううん、うわあ」 いっぺんに様々な事を言われ、まるで右耳から左耳へと通り抜ける様です。ううん、覚え切れない…。 「あっはっは! ごめんごめん、そんないっぺんに言われてもわからないよね…。思わず興奮しちゃってさ。最後に、ギターはメジャーな楽器で、ソロも可能だわ。 どんな楽器だって可能だけど、ギターはソロが行いやすいわね。ソロを行わないにしたって、ギター三人のバンドだなんてザラよ。それだけ、居場所には困らない楽器と言った所かしらね。 次、ベースの説明に移っていいかしら?」 私はヒート寸前の思考回路を必死に冷却し、コクンコクンと頷きました。 「ベース。ベースも、使い心地なんかの概要は大体ギターと同じ。違うのは『役割』ね。 ベースの役割は、ずばり『背景を作ること』! さっきギターの『バッキング』でも同じことを言ったけどね、バッキングが色付けとするならベースは『骨組み、下絵』といった所かしら。 具体的に言うと、『コード』を作るの。ギターが『どの音を弾けばいいか』を設定というか、決める役割ね。ドラムと揃って『土台』と言われているわ」 「…へ、へえ。なるほど。…終わり?」 「ええ、終わり。特に言う事無いもの。何か?」 「…えっと、ベース三人とかは、って」 「…ぷ。…あっはははははは!!!」 ぱちゅりーちゃんが腹を抱えて地面にうずくまります。…失礼な! 私だって、それなりに考えて発言したのに! 「あっははは、ひー、ごめんごめん。まさか、そんな発想があるなんて思いもよらなかったわ。ベースが3人だなんて、流石に何も起こらないわよ。 『私たちはコードの鬼だ!』ってとことん主張したいのかしら? まあ、試みとしては面白いだろうと思うわね。ただ、それはあくまで『プロ』の人がやればの話。ただでさえ役割が1つのベースで、私たちがベースのみでそれぞれの役割こなすのは難しいわね」 「でも、ぱちゅりーちゃんはさっきベースで、なんというか、ううん!」 「…ああ、あれ。あれは『スラップ』と言って、親指の関節と小指を使って跳ねたサウンドを創り出す一つの『表現技法』よ。躍動感、あったでしょ? 途中スカスカしていた音は『ゴーストノート』って言うの。弦を完全に押さえず、ミュートする技法ね。 ベースはギターと比べてブリブリとしたサウンドがウリだからね、それを最大限に生かした技法。格好付くわよ、気持ちいいわよ? ただ、習得はとてつもなく大変だけどね。 例えスラップを駆使しても、私たちでは3ベースは難しいかなあ」 「…そう、ですか」 「肩を落とさないで。…そうね、ベースにしかないもう一つの長所。…リズムを、作れるの」 「リズム?」 私は手をまじまじと見つめながら話すぱちゅりーちゃんに聞き返します。 「ええ。リズムは、ドラムが担当というか、まあ。役割なんだけどね、別にベースだけでもリズムを作れるのよ。今教えた、スラップみたいに」 ぱちゅりーちゃんは淡々と。しかし、その表情はどこかいきいきと、力宿った瞳をしていました。 「…ドラムね。生憎、ドラムについてはよくわからないのよ。スネアとかの知識は知っているけれど、そんな『知識だけの情報だけじゃ何も起こらない』でしょう? 私がはたから見ていて感じた事を伝えるわ。 …そうね、疲れるでしょうね。次に、飽きがくるでしょうね。同じフレーズの繰り返しですもの。時々『オカズ』といって、同じフレーズの最後を少しアレンジする技法があるのだけれど、それを使ってもベースほど自由性はない。 さらに、リズムは最悪ベースが創り出せるから、私からしたらどうすればいいの!? と言ったところかしら。もちろん、ライブとかではスネアの力強い音を聴かないとなんかやる気が起こらないというか、みなぎって来るものがあるわね、ドラムには。 ベースと並んで『土台』と言われる位、大切なポジション。それだけ、裏方のポジションね」 ぱちゅりーちゃんは腰が疲れたのか、一度ベット近くへ行き椅子を取ってソファ前に椅子を置き、そこに腰をかける。 ふうと一息つくぱちゅりーちゃん。概ね話が終わったみたいだけれど、最後にもうひとがんばりと話を続けました。 「…最後に、キーボード。キーボードは、巷じゃ絶対必要と言われているし、巷じゃいらないと言われている不遇な楽器。 どちらかと言うと、『宅録』向けの楽器ね。キーボードは、全ての役割をこなすことが出来るの。 ギターはおろか、ドラムさえも。なんでもこいの万能マンよ。裏を返せば、揃われていると居場所が無いと言う事だけど。 どうしてかしらね。キーボードは、他の楽器と比べて軽視されている。『きちんとした楽器がくるまでのつなぎ』とか、平気で言われるのよ。キーボードの人が、どれだけ傷ついていることか。 キーボードは、本当になんでもできるの。『リード』『バッキング』もできるわ、それも『キーボード以外の楽器じゃあ奏でられない音色』で。テクノとか、それらのジャンルが有名かな。 さらに、キーボードは手が二つ使える。『和音』を弾くのに『1つの手で十分』だから、メンバーが足りない時なんかに重宝されるわ。 …こんな、なんだか『補充要因』みたいなキーボード。便利さゆえにそう思われてしまったのかもしれないけれど、『キーボード』だけにしかない味。それは、『シンセ』よ! 『リード』でも『バッキング』でも出来ない、『独特の風景』を創り出すことができるの! よく、曲で『バイオリンっぽい音が使われてるな』とか思わない? あれが、シンセ! 正式名称は『シンセサイザー』というわ! 飾り付けよ、ドラムとベースが『スポンジ』、ギターが『クリーム』とするなら、キーボードはまさに『苺』! 一番美味しい楽器なのよ! ソロも出来るし、だけど…」 手を振りかざし演説し、最高潮だったぱちゅりーちゃんのテンションがしおしおと一気に下がります。一体、どうしたのでしょう? 「…動けないの。単純に、キーボードが『固定されている』から動けない。ギターとかはある程度自由にステージを動きまわれるのだけれどね、これを痛手を考える人も少なくないみたい」 ぱちゅりーちゃんは儚そうに、目をそらせて私たちに呟きました。…ぱちゅりーちゃん、あなたは。 「ぱちゅりーちゃんは、キーボードもやっていたの?」 「いいえ。ただ、興味があるだけ。…ざっと、こんなもんかしら。今すぐに何をやるのか、そもそも楽器を始めるのか迫るのは酷だから、言わないでおくわ。考えておいてね。 時間的にも、もうそろそろ教室に戻らないといけないしね」 ぱちゅりーちゃんが壁にある時計を見上げます。釣られて私も見上げてみると、時計の針は既に12時を回って長針が4の所を差していました。 楽しい時間はすぐに過ぎるといいます。けれど、こんなに早いだなんて。5時間目からは、奉仕の授業です。 …もう少し、ここに居たいなあ。 「…最後に、色々説明したけれど。『バンド』というものはあまり感心しないわね。バンドは全て『依存』を前提としたもの。…どれか一つでも欠けると、成り立たないの」 椅子から立ち上がり、ぱちゅりーちゃんが話します。 「私は、そんなの嫌。誰か1人の事情で崩れるだなんて、馬鹿げている」 手を握り締めて拳にし、何かを睨みつける様にぱちゅりーちゃんは話す。 「『協力』とは、独立。それぞれが1人で何かを起こせる状態の人が集まっての、協力。依存は、互いにもたれかかること」 「…まるで攻殻機動隊ね」 「そうなの? その漫画、名前は聞いたことあるけど内容は知らなくて。面白そうね、今度見てみるわ」 さとりちゃんが相槌を入れて、ぱちゅりーちゃんが再び柔和に微笑みます。 「勝手な願い。けれど、私たちは、『協力』でいたい」 ぱちゅりーちゃんが保健室のドアを開けて、廊下に出ます。 …最後に、私はぱちゅりーちゃんにどうしても気になっている質問を尋ねました。 「ぱちゅりーちゃんが、ベースを始めた理由って?」 「…別に。何でも、よかった」 ぱちゅりーちゃんは振り向かずそのまま先を行ってしまいました。 ずっと忘れられていた、右頬にチリチリとした痛みが込み上げてきます。無意識に握っていた氷嚢の氷は半分が溶けていました。…さとりちゃんが気付いたのか、やはり何も言わず氷嚢を手に取って氷の入れ替えを行ってくれました。 行こう、と私はさとりちゃんに手を握られて誘導されます。私とさとりちゃんはぱちゅりーちゃんの後を追って、とうとう先生が来なかった保健室を後にしました。 NEXT,To Be Continued! →東風谷さなえのロックバンド! 決意へ ←東風谷さなえのロックバンド! 出会いへ オラわくわくしてきたぞ。 しかし楽器の説明がホントわかりやすいな。 -- 名無しさん (2009-04-30 13 22 57) 内容自体が面白いし、知識としても興味深い。 けどこれゆっくりじゃなくて東方学園物…どころか東方キャラの名前だけ借りてのオリジナルだな。 -- 名無しさん (2011-06-23 23 02 35) 読み進めての再感想。 オリジナルのガールズバンド物として凄い面白い。 -- 名無しさん (2011-06-23 23 50 40) 名前 コメント
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憂「ふふ、眼を閉じてください、難しい事は私に任せて、まずは気持ちを落ち着かせて」 憂「そうですね、楽しい事を考えましょう、今まで一番楽しかったことを」 一番か、楽しかった事なんて在り過ぎて困るな、みんなと遊んだ事、合宿に行った事、律と遊んだ事・・・ 憂「律さん思い浮かべれましたか?次に好きな休日の過ごし方を教えてください」 律「家でゲームしたり漫画を読んだり、軽音部のみんなと遊んだりかなあ」 休日かあ、私は勉強したりベースひいたり、やっぱり軽音部のみんなと遊んだり・・・かな 憂「はい、では頭の中で光を思い浮かべて、自分の名前と誕生日を言ってください」 律「田井中律、8月21日」 光、光っと・・・秋山澪、1月15日 憂「一番好きな人は?嫌いな人は?」 律「・・・す、好きな人は言いたくありません、嫌いな人はいません」 ・・・う、律の好きな人誰だろう、気になる・・・私は・・・私も秘密! 憂「はい・・・では・・・」 憂「・・・・・・」 憂「・・・・・・」 憂「最近辛かった事は?」 律「・・・・・・」 ん?どうしたんだ?律 憂「・・・・・・」 憂「・・・どうしました?最近辛かった事を聞いてるんです」 律「私・・・私は・・・」 律「あれ?何で?部長・・・?分からない・・・」 --律! 澪「私は律の気持ちに気付けない事が一番辛かった!!」 憂「み、澪さん!?」 澪「律は私をいつも守ってくれるのに、私は律が辛い時守ってあげてやれなくて、それが辛かった!!だから私は元の世界に戻って律を守りたい!」 律「澪・・・」 律「澪、ありがとう」 憂「ふふ、澪さんはそうみたいです、律さんは?」 律「うん・・・うんうん!私は・・・」 律が何かを言おうとしていたのだろう、しかしその時一陣の風が吹き、私達の衣服を揺らす そして・・・しばらくして憂ちゃんが驚いたような声を上げた 憂「嘘!!」 憂「・・・何で!?」 憂「律さんはまだ答えてないのに・・・何で・・・何でこんな事が・・・」 憂「何 で 」 憂「鴉が出てきてるの!?」 憂ちゃんの慌てる言葉を聴き、私の背筋がゾクリとした、なにやらイレギュラーな事態が起こったらしい、そんな状況に眼なんて瞑っていられない、怖がる自分を奮えたたせ、その眼を開く・・・ すると・・・自分の眼が大きく見開かれるのが分かった、なぜなら そこに実態がなく巨大で呪や祖といった文字で構成されたカラスを象った生き物が私を睨みつけていたから・・・ 律「な、何だよあれ・・・」 律も同じように大きく眼を見開き、唖然とした顔を覗かせる 憂「なんで?シキタリが間違っていた?手順が間違っていた?いや、あってるはず、じゃあ何で出てきたの?!」 何か、何かあるはず、私がミスをしている!待って! あれは澪さんに質問の答えに応えるように姿を現した!!だとしたら・・・嘘・・・在り得ない、だってそうだとしたら・・・ それが告げる真実は・・・ --鴉にこの世界を願ったのは澪さんだった!? 在り得ない・・・いや現実にこうやって在り得ない事態が起きている、原因!原因を探さなくちゃ!今まで考えた全ての答えを捨てろ! 澪「私の方をずっと見てる・・・」 律「澪!こっちにこい!」 ダキッ 澪「り、律」 律「憂ちゃんのあの慌てた様子、何やら想定外の出来事が起こったらしい、絶対に私のそばから離れるな」 憂「考えなきゃ!」 憂(何で澪さんはこの世界を願った?それに鴉がつけた痕は澪さんには見られない・・・見られない!? いや見れない事もない!) 律「うわ!!体が動かない・・・!神通力ってやつか!?」 澪「り、律!?アレ・・・アレがこっちに来る・・・怖いよ」 憂「!!」 憂「澪さん光物!指輪!指輪を鴉の前に投げて下さい!!急いで!!」 澪「う、うん!」 憂ちゃんに持ってくるように指示され指につけておいた指輪を外し、カラスの前に投げる、するとカラスは歩を止め、指輪をジッと眺めているようだった 憂「今の内に・・・原因を!原因が分からないと澪さんは・・・!」 ・・・ ・・・ ・・・ 憂(鴉が残した痕がヒントになってるはず、澪さんが鴉に願いを願ったとしたなら自分に痕が出るはず、まず鴉の濡羽色は黒髪を指す、澪さんの髪は黒そのもの、あと澪さんは慧眼と神通力を持っている事になる、これは外見的特徴から見られない) 憂(そもそも何で私達は律さんが鴉に願いを願ったと勘違いした?それは澪さんが律さんの髪が黒色だと言ったから、律さんの眼に違和感を感じるといったから、澪さんが神通力で縛られた感覚を得たと証言したから) 憂(ん・・・?もし澪さんが慧眼(見通す眼)を持って律さんを見ていたとしたら・・・私は色覚が失われていて分からないけど律さんの髪色は今茶色で澪さんが慧眼の眼を持って本来の律さんの髪色(黒)を見い出していたとしたら・・・) 憂(じゃあ澪さんが律さんの眼に違和感を感じたのは?慧眼(見通す眼を持って律さんが部長として参っていた澪さんを心配する様子を違和感としてその眼から感じたから?) 憂(世界改変前の律さんが部長を辞めると宣言した時、澪さんの体を縛ったのは?その時に澪さんが鴉に願った反動?そういえば自分の体が自分の物ではない感覚に陥ったといって言たし、その時に鴉が澪さんに宿った?つまり神通力ではなかったとしたら) 憂(それらを踏まえてもしもの仮定を立ててみる) 憂(律さんが部長と軽音部を辞めると聞いた澪さんはもちろん絶対にダメだと思った、それと同時に鴉に律さんが部長と軽音部をやめないでほしい世界を願った) 憂(そんな中で澪さんはこう思っていた、澪さんは律さんが親友である自分に相談もなしに、軽音部を辞める事に納得がいかないと、しかしそれはすぐに解決した、澪さんが慧眼の眼を持って律さんを見た時に全てを見透かして) 憂(そして無意識に分かった、律さんは部長としての責任感に耐えられなかったんだと) 憂(そこで澪さんは願いが叶えられていく中であらたな願いを願い、無意識に願いを捻じ曲げた) 憂(そのあらたな願いとは・・・私はなぜ律の苦しみに気付いてあげられなかったんだ、だったらせめての罪滅ぼしに私が 部長になって律の苦しみを受け取ってやればいい) 憂(そしてカラスはそのままその願いを叶えた、澪さんが部長で澪さんが律さんの代わりに苦しむ世界を) 憂(でも何で律さん関係ばかり、慧眼で見抜けた?) 憂(・・・考えてもわからないけど、これが今一番原因としてふさわしい、だったら!) 律「嘘だろ・・・澪・・・」 憂「え?」 律「憂ちゃん・・・澪がいなくなっちまった・・・澪が!澪があああああああああああああああああああ!!」 私が辺りを見回すとそこには律さんと虚空と深夜特有の冷たい風だけがその存在を主張している 憂「カラスもいない・・・嘘・・・間に合わなかった・・・?」 そんな・・・澪さんを助けられなかった・・・?いやだ・・・澪さん・・・そんなの嫌だよ・・・ 憂「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」 バッドエンド 戻る あとがき ※なんで澪消えたん? あと律の本来の髪の色がどっちなのか シキタリと手順を間違えて神様を降ろして神様怒らしたから澪消えた 特に原因は解ってないと神様ぷんぷん、澪のその後はその身によくない事が起こった 律の本来の髪色は黒で茶髪に染めている だから初め澪が律の髪色を黒と指摘した時、唯や紬はカラスの眼を持っていないから律の髪色を有りのまま茶色として認識していたしオカシイとは思わなかった ※そういえばムギが情緒不安定なのには理由があるって言ってたけど それはなんだったんだろう 律が改変した世界は澪に部長としての苦しみを気付いてほしいが故に律によって定義づけられ創られた世界だから 問題が起こらないと澪は律が部長をやって感じてきた想像恐怖等を追体験できない だから紬が意識せずとも、軽音部に問題を起こすような行動をとってしまう ある意味改変前の律に操られてるみたいな感じ